防災の日

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 『防災の日』

1923年9月1日、関東大震災が発生しました。

10万5千人もの死者や行方不明者を出した史上最悪の震災です。

幼い頃は震災を経験した祖母からよく話を聞いていました。

日本はこの震災を機に防災意識を喚起するために1960年の閣議で9月1日が【防災の日】に制定されました。

最近、本当に地震が多いですよね。それも、それなりに大きいの。

今年は大きな震災にはじまり、各地でも地震が頻発、首都圏直下型地震がくるかもという緊張も高まる中、毎年更新する猛暑と異常な豪雨。

台風も異常でしたよね、ずーっと居候してて、私の地元も一部の地域では浸水被害がでました。

防災への備えは、みなさんできていますか?

以前の記事でも書きましたが、私は持ち出し袋や簡易トイレやテントなど、犬の分も含めてバッチリ備えております。

この防災の日には備えてある方たちも、今一度装備の点検をして有事に備えましょう。

それはそれとして、こんな天災が続くから、Amazonでは水の価格が高騰してますね。

昨年のこの時期は米の供給が不安定(米不足ではありません)なので余計に多くの方々がピリピリとしてます。

備えること、それは大切なことですが、過剰になりすぎて今本当に必要な方々へ行き渡らなくなってしまわないよう、注意は必要ですね。

前置きが長くなりましたが、今回は有事への食糧の備え方『ローリングストック』について少しお話したいと思います。

※参考:日本気象協会

震災などの有事の際に、ご飯がないと厳しいですよね。サバイバルには『三の法則』というものがあって、

①適切な体温が維持できないと3時間で死ぬ。

②水分がないと3日で死ぬ。

③食糧がないと3週間で死ぬ。

というものです。

災害時、水も食糧もなければわずか3日の命です。

ライフラインが回復して物資が届くまで自力で凌ぐしかないため、日頃からこの三の法則を意識した水と食糧の備えが肝要になってきます。

ですが、防災用の水や食糧は単価が高い。とても揃えきれないし、いつくるかもわからない災害に大金はかけたくない。賞味期限が切れてしまったらもったいない……。

そんなふうに感じる方も多いかと思います。

そこで『ローリングストック』です。

ローリングストックは、少し保存のきく普通の水、普通の食糧を、日常の中に備蓄をするという考え方です。

・常温で保存できる

・比較的長期保存ができる

・温めなくても食べれる

そうした普段から食べるような食料品をある程度ストックするようにし、賞味期限が近くなったら普通に献立に並べて食べて、また同じようにストック。

これを繰り返していくサイクル、これが『ローリングストック』です。

 

たとえば缶詰は勿論、パックご飯ですとか、レトルト食品、フリーズドライなどが都合が良いですね。

災害時でもカセットコンロがあれば温められるのでカセットコンロも併せて用意しておくと良いでしょう。

同じように水も、災害用の長期保存水である必要はありません。普段飲んでるもので良いので、いつもより少しだけ多くストックしておくようすると良いでしょう。

同じように、食品や水以外にも、カイロや電池なども定期的に消費と備蓄を繰越していつも新しい状態のものにしておくことが望ましいです。

こうした備蓄→消費→備蓄→消費のサイクルを維持できれば、災害時に水や食糧に困ることはそうありません。

気付いた方もいるかと思いますが、「それ、結局赤字繰越してない?」って。

その通りです。発注とかお仕事でしてる方ですと気付きますよね。

たとえば普段、毎月10発注するところを15発注しました。月の消費量はおおむね9か10くらい。15発注してたら、5はデッドストックになりますね。

翌月は普段通り10、その翌月も10、次も10。半年後にデッドストックを消費して同時に15発注かける。

ちゃんと消費してもまた半年に+5分余剰に発注するわけですから、常に+5負債を少し抱えてる状態ですね。

ですが、もったいないですかね?もったいない、のかもしれない、けれども『備える』とはこういうことかと思います。ここをもったいないと感じて発注かけなかったら備えゼロですからね。備えの意義が根幹からありません。

備えは、負債ではありません

まだなにも備えていない方は、今よりちょっとだけ意識を高めて、高価な災害用保存食ではなく、日常的に食べてる食品や水を、少しだけ多く買ってみませんか?

 

 

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