『きくらげが過去に実践していたサプリメント等|活動期~寛解期』
今回は過去にきくらげが実践していたサプリメント等をご紹介します。
本音を言えば薬機法に抵触しそうなサプリメント等のことはあまり語りたくないのですが、こうしたサイトを運営してるのに自身の体験談を語らないのはおかしいしズルいですよね。
なので頑張って記事にしました。
不適切な表現があったら速やかに修正致します。
あらかじめ念を押しておきますが、断じてオススメではありません。
サプリメントは健康食品であり、あくまでも日常ケアとして補うもの。
ここでご紹介するサプリメントも、薬機法を遵守し、きくらげが導入していた目的と各種サプリメントのもつ働きについて解説しますが、その効果を保証するものではありません。
導入は各々の判断になりますが、基本的に導入前に医師や薬剤師へ相談するようにしましょう。
さて、前置きはここまでとして、前提として欠乏症のない状態の活動期からはじまり、欠乏症のある寛解期の今に至るまで、順を追って紹介します。
※私が当時取り入れていたアイテムのうち、名前だけでは分かりにくいものもありますので、参考として商品ページのリンクを置いておきます。
※購入を勧める意図はありません。
※体験談として記録を残すために載せています。
活動期
伝統にんにく卵黄(標準版)
※比較的最近発売された【極】ではありません。【極】は標準版にGABAをプラスしたことで睡眠の質の向上などが期待されているようです。
『疲れにくい』と一般に認知されている鉄板商品ですね。そういう表現は公式では勿論使っていません。ここも薬機法遵守ですね。
●対象
- ちゃんと寝たいのに朝が思い通り…
- 季節の変わり目が辛い…
- 手軽に元気を補いたい
- 活力あふれる毎日を送りたい
そんな方に相性の良い商品ですね。
にんにく卵黄は、にんにくに含まれるアリシンと卵黄に含まれるビタミンB1を併せることでアリチアミンという物質になり、長くエネルギーを使える、というサプリメントです。
にんにくと卵黄は栄養素を高めあう理想的な組み合わせで、卵黄と一緒に摂取することで吸収性が高まることが科学的に証明され、特許を取得しているそうです。
※健康家族公式HPより一部引用
●きくらげの導入目的
純粋に日々の健康ケアの一貫です。弱り目に補いたかったですね。
超有名ですから、あまり考えず選択しました。
こういう安直な導入は望ましくないです。みなさんはきちんと考えて薬剤師と相談して導入しましょうね。
●体験談
にんにく臭いとか臭いはなく、飲んだあとゲップしてもにんにく臭くはありませんでした。
飲みやすかったですね。
活動期のときは服用してましたが、お値段かかりますので最後の手術をした後に(まだ寛解してないとき)止めましました。
【参考リンク↓】
Amazon:伝統にんにく卵黄
※購入を推奨する意図はありません。
キヨーレオピン
【第3類医薬品】です。そのため効果の範囲もサプリメントと一線を画します。滋養強壮に効くとメーカー側が効果を謳えるお薬です。
家族でご利用頂ける滋養強壮剤。濃縮熟成ニンニク抽出液の他、アミノ酸などの栄養素を含む肝臓分解エキス、体内でエネルギーを作り出すビタミンB1とビオチンを配合。
にんにく卵黄の上位互換の医薬品みたいな感じですね。
第3類医薬品なので用法が決まっています。きちんと用法用量を守りましょう。
●対象
- 疲れやだるさがとれない
- 風邪をひきやすい体質を変えたい
- 体が弱く胃腸の調子がすぐ悪くなる
- 冷えがつらくて寝つきが悪い
- 妊娠・授乳期に栄養補給がしたい
- 子供の栄養の偏りが気になる
- 明日も元気でいたい方に
- 疲れたときの栄養補給に
※キヨーレオピン公式HPより一部引用
服用方法は、濃縮された液体を付属のカプセルに注入して服用します。
手軽な錠剤タイプ『キヨーレオピン キャプレット』もあります。
きくらげは自分でカプセル注入でしたね。
医薬品ですしサプリメントと異なり効果が期待できるお薬なのでしょうけど、誤解してはいけないのは特定の病気を治すといった効果ではありません。
この薬はあくまで滋養強壮として公的に承認されているものなので、病気そのものに何か特別な効果があるわけではありません。
●きくらげの導入目的
家族に勧められて、ですね。にんにく卵黄より前に導入してたので、にんにく卵黄と重複していません。
公的に「滋養強壮」が効能として認められている第3類医薬品ということで、安心感はありましたね。
勿論、IBD自体への効果を期待して導入したわけではありません。
虚弱体質や滋養強壮の効能がある薬なので、日常の体調管理の一環として取り入れていました。
●体験談
私の場合は、慢性的な疲労感が軽減したような、体が少し軽くなるような感覚がありました。
にんにく卵黄より臭いは少しありますが、生にんにくみたいな臭いではないので気にならなかったですね。
カプセル注入はぶっちゃけ面倒臭かったです。
お値段がですね、高いんですよ……お薬とはいえ、それだけで治るとか、劇的に変わるとか、そんなことはありません。そこまでの効果は謳っていません。
当然、そのような手応えはありませんでしたし、体が軽くなったような感覚とお値段の天秤がですね、ちょっと私には合わなかったです。
なので、自然と私は継続しなくなりましたね。わりと早期に止めちゃいました。
【参考リンク↓】
Amazon:キヨーレオピン
※購入を推奨する意図はありません。
強力わかもと
【指定医薬部外品】です。
消化酵素、乳酸菌、ビール酵母の3つの天然成分によって、胃もたれ、便秘、滋養強壮に効果的なこれも有名なサプリメント、ではありません!【指定医薬部外品】です。酵素とか乳酸菌とかの商材って結構サプリメント(健康食品)と混同されがちですが、サプリメントも医薬品も両方ありますので、きちんと説明書きを読みましょうね。指定医薬部外品ですので用法用量をちゃんと守って服用しましょう。
公式説明↓
『強力わかもと』は、消化・整腸・栄養補給の3つの働きをもった胃腸薬です。
アスペルギルス・オリゼーNK菌培養末が弱った胃腸の消化を助け、胃のもたれや食欲不振などに効果があります。
乳酸菌培養末が、腸内の有害菌を抑えて、おなかの調子を整え、おなかの張りに効果があります。また、便通を促し、便を柔らかくすることにより、便秘にも効果があります。
2種類の培養末と酵母に含まれているビタミンB群をはじめとする豊富な栄養素が、滋養強壮、肉体疲労時の栄養補給などに役立ちます。
3つの天然由来成分を主原料とした製品です。
お子様からお年寄りの方まで幅広い年齢層の方に服用していただけます。
●対象
- 胃もたれ、食欲不振、消化不良、消化不良による胃部・腹部膨満感、食べ過ぎ、胸つかえ、消化促進
- 整腸(便通を整える)、軟便、便秘、腹部膨満感
- 滋養強壮、虚弱体質、肉体疲労・病中病後・胃腸障害・栄養障害・発熱性消耗性疾患・産前産後などの場合の栄養補給
※強力わかもと公式HPより一部引用
●きくらげの導入目的
IBDとしても整腸剤はセオリーですよね。
後述するビオフェルミンと同じく、整腸剤として、お腹の日常ケア目的として導入しました。
※ビオフェルミンとどっちを先に導入したかちょっと記憶が定かではないですが、重複して服用はしませんでした。
●体験談
指定医薬部外品なので認められてる範囲で体験談として効果を語ることができますが、うーん、あんまり、個人的には語ることがないかなってくらいには、なにがしかの変化を感じませんでした。整腸効果もとくには……。
まぁ特定の疾患の治療薬ではありませんしね。
安価なのはイイですね。ただ、結構量を飲まなきゃいけないのは地味に嫌だったかな。
ただでさえクローン病の処方薬が多いですからね。
【参考リンク↓】
Amazon:強力わかもと
※購入を推奨する意図はありません。
新ビオフェルミンS
【指定医薬部外品】です。
こちらも整腸剤の鉄板商品ですね。指定医薬部外品なので用法用量をちゃんと守って服用しましょう。
私たちのおなかを健康な状態に整えてくれる乳酸菌。
生まれてすぐはビフィズス菌などの乳酸菌でいっぱいの腸内フローラも、年齢とともに悪玉菌が増え、バランスが変わっていきます。
腸内フローラを整える手段の1つとして乳酸菌を摂ることが挙げられます。
そのときに気をつけたいのが乳酸菌の種類。
乳酸菌にはさまざまな種類がありますが、新ビオフェルミンSは人の腸と相性がいい、ヒト由来の乳酸菌を配合。
健康な人の腸内にすむ乳酸菌を研究し製剤化したくすりです。
腸に生きて届くのはもちろん、小腸から大腸まで広く定着して増え、すぐれた整腸効果を発揮します。※公式HPの説明文のまま
●対象
- 赤ちゃんのおなかが気になる
- 年齢とともにおなかの調子が気になってきた
- いつも忙しい
- 食生活が乱れがち
- 運動不足
- 環境の変化でおなかの調子を崩した
- 旅先でのおなかが気になる
- 腸内フローラを整えたい
- おなかの調子を整えたい
- 便秘になりやすい
- おなかがスッキリしない
- おなかのハリが気になる
- おなかが緩くなりやすい
- 大腸が乱れやすい
- 生理前でおなかの調子が乱れがち
※新ビオフェルミンS公式HPより一部引用
●きくらげの導入目的
わかもとと同様、整腸の日常ケア目的ですね。
●体験談
これまた飲む量が地味に嫌でしたね。わかもとと同様に認められた範囲で効果を語ることができますが、あんまり、実感はなかったですね……。
勿論、特定の疾患を治す目的の医薬部外品ではありませんし。
飲むのが面倒くさくなって止めちゃいました。
【参考リンク↓】
Amazon:ビオフェルミンS
※購入を推奨する意図はありません。
IBD界隈では『ビオスリー』のほうが人気(きくらげ個人が見聞きしてる限りでは)かな。
こちらも指定医薬部外品ですね。
【参考リンク↓】
Amazon:ビオスリー
※購入を推奨する意図はありません。
きくらげが様々な整腸剤を試してみての体験談ですが、私の場合ですと活動期初期の頃は下痢の回数が多かったんですね。
今にして思えば、市販品買わずに主治医に普通に処方薬として整腸剤をだしてもらえば良かった話なんですよね。
私の主治医は、「下痢が10回20回以上とあんまり止まらないようなら下痢止め薬だせるけど、あとは整腸剤しかないよ」と。
活動期後半は処方してもらってましたが、ただ、結果論になりますが繰り返す手術で短腸になったため、いくら処方薬の整腸剤を服用しても排便回数にはなんの変化もありませんでした。
こういった私のようなケースもございます。
ヤクルト400
【生菌】といったらやっぱりヤクルトやミルミル、ジョアなどになりますよね。ヨーグルトよりも遥かに多く生菌を摂れます。ヤクルト400は生菌数400億個。
特定保健用食品として『お腹の調子を整える』と謳えます。
「じゃあ効果あるの?」というと、それはまたまったくの別問題。
【健康食品の持つ働き=そのままの効果が保証されている】、ではありません。
特定保健用食品であっても医薬品ではないので、そこは他の健康食品と変わりません。
●きくらげの導入目的
整腸剤よりも自分には良いかなって思って。飲料なところがね!美味しいので!
まぁ、ヤクルト(標準版)よりちょっとお値段上がりますけど。
ちなみに、ヤクルト400はスーパーマーケットなどではほとんど見かけませんね。ヤクルトレディーさんからしか買えないかも?
※きくらげはヤクルトレディーさんから購入してました。
●体験談
美味しい、手軽に続けられる、そういう良さはありました。
が、寛解してしばらくしてから止めちゃいましたね。
というのも、整腸剤の話と繰り返しにりますが活動期初期はクローン病の症状として下痢の回数が多く、また寛解した頃はすでに腸もかなり短くなってまして、1日の排便回数が必然的に多いんですよね。便性も泥状から水様便です。
そうした排便頻度的に、補っても補っても腸内細菌も外へたくさんでてしまいますし、お腹の中に維持させるのは難しいかなぁ、と。外でちゃうからあんまり意味ないかなぁと、個人的にはそう感じたので止めちゃいました。
【参考リンク↓】
※購入を推奨する意図はありません。
野菜ジュース(メーカー問わず)
最近の野菜ジュースの中には、機能性表示食品や特定保健用食品などありますが、きくらげが実践していたのはノーマルな飲料です。
●きくらげの導入目的と体験談
腸内細菌の餌として(プレバイオ)飲んでました。微量元素も摂取できますしね。
それ以上に、純粋に元々野菜ジュース好きですし、普段から飲んでましたね。
数ある野菜ジュースの中で、きくらげの好みは『充実野菜』です。
やっぱり、嗜好品に近い飲料ですし、これだけは活動期・緩解期関係なく日常ケアとして飲み続けられてますね。
【参考リンク↓】
Amazon:充実野菜
※購入を推奨する意図はありません。
マルチビタミン&マルチミネラル
とくに説明はいりませんね。微量元素のサプリメントです。
●きくらげの導入目的と体験談
総合的にまんべんなく微量元素が摂れます。
サプリメントなので用法用量は定められていません。
活動期では成分栄養剤も飲んでいたので記載されている【目安量】の半分量で服用を続けていました。
欠乏症のない状態ですし、サプリメントは病気の予防や改善・治癒を目的としてません。
体験談としては、とくに、なにも……。飲みやすいしそんなに大量に飲まなきゃいけないわけではないし、臭いとかもないし、続けやすいとは感じましたが、まぁ~やっぱりだんだん面倒くさくなってきて止めちゃいましたね。
【参考リンク↓】
Amazon【DHC】マルチビタミン&マルチミネラル+Q10
※購入を推奨する意図はありません。
さて、これらを活動期から続けていましたが、そのほとんどは活動期の間に止めてしまいましたね。
終盤~活動期頭らへんまで継続できたのは、ヤクルト400くらいでしょうか。
変わらず飲み続けられてるのは野菜ジュースだけですね。
活動期がどれだけしんどくても、処方薬以外にもいくつものサプリメントを服用するというのは、予算の面でもダメージありますし、なによりやっぱり面倒さが増えるので私は続かなかったですね。
寛解期
体調が安定してきたので、体重を増やしていきたいとは思いました。
直接的にサプリメントが影響するわけではなく、日常の食事のコントロールと運動、これにサプリメントを加えて補うことで体重や筋肉を育てていきたい、という目的で以下のサプリメントを導入してました。
※しつこいようですがサプリメント単体での効果は謳えません。適切な食事、運動、睡眠と併せ、栄養素を補うものです。
クラチャイダム
クラチャイダムとは(Kaempferia parviflora)は、タイを原産とする多年草で、日本では黒ウコン、英語ではブランックジンジャーとも呼ばれる植物です。
特徴はポリフェノールをたくさん含んでいることで主にクルクミン、アントシアニンなど15種類以上のフラボノイド(ポリフェノール)を含んでします。中でも特徴的なのがポリメトキシフラボン(5,7-ジメトキシフラボン)を含んでいる点です。
原産地のタイでは10世紀以上前からお茶や粉末として愛用されています。
クラチャイダムピュアカプセルはそのクラチャイダムをスライス、乾燥させ、国内で粉砕滅菌の加工をし、植物由来のハードカプセルに詰めたサプリメントです。
※Amazonより引用
上記はクラチャイダムについての説明ですね。
『アルギニン』、『必須アミノ酸』、『ポリフェノール』、『ミネラル』を多く含むサプリメントで、【元気をサポート】と謳われていますね(公式で紹介されている一般的な説明です)。ざっくり、アミノ酸を補うもの、という解釈で良いかと思います。
しばしば滋養強壮、精力アップ、性機能向上など謳われていますが、認められていない表現なのでこうした表現を用いてる商材には注意が必要です。
そんなにダイレクトな効果の保証はサプリメントにはありません。
●きくらげの導入目的
運動をはじめてたので、アミノ酸を補う目的ですね。
●体験談
疲れていてもあと少し頑張れるような、踏ん張れるような、そういう底力(?)のようなものを感じました。キヨーレオピンのときと似た感触がありましたね。それ以上でもそれ以下でもなし。
体重や筋肉がどうなったかは因果関係がまったくの不確かですのでノーコメント。
【参考リンク↓】
Amazon:クラチャイダムピュアカプセル
※購入を推奨する意図はありません。
HMB
アスリートやジム通いしている人でないとあまり知らないかもしれません。プロテインやクレアチンは体力・筋力作りに有効であるこたは有名ですが、近年新しく登場したのがHMBです。これをプロテインとあわせて運動することで遥かに向上することがわかっています。
少し解説します。
HMBとは、必須アミノ酸である『ロイシン』が体内で合成する物質のことを指します。正式名称は「β-Hydroxy-β-MethylButyrate(ベータ・ヒドロキシ・ベータ・メチル酪酸)」。
HMBの効果は、『筋肉の合成促進』と『筋肉の分解を抑える』です。
厚生労働省が発表した「日本人の食事摂取基準(2015年版)策定検討会」報告書では、HMBはロイシンの体内における代謝産物であり、筋肉におけるたんぱく質合成を誘導する重要な働きをすると想定されています。
HMBは体内でも生成されますが、サプリメントで摂取するほうがより効果的です。
というのも、通常、食事で得られる分で1日当たりに体内で生成されるHMBは0.2~0.4gほど。ところが筋肉の合成促進・分解抑制効果には、『1日に3gのHMBが必要である』ことが報告されています。
厚生労働省が発行する「日本人の食事摂取基準」によれば、ロイシンの約5%がHMBに返還されると明記されています。
つまり、『HMBを3g摂取するためには60gものロイシンが必要』という計算になるわけです。
ロイシンは肉や魚、チーズ、ヨーグルトに多く含まれていますが、食物から60g摂取しようとするとカロリーオーバーになりかねません。そのため、HMBのサプリが重宝されているのです。
※参考:厚生労働省 3 高齢者
●きくらげの導入目的
運動による筋肉合成のサポート目的ですね。しっかり筋肉と体重をつけていきたかったので、筋肉の合成促進目的。勿論、運動と適切な食事、これが前提です。
●体験談
クラチャイダムと同じくわかんないですよ、効果は。サプリメントに直接的な効果の保証はありませんし、このサプリメントだけでなく食事に運動にとやってますから、「このサプリメントのおかげで○○になった」、というふうなことは言えないしわからないです。
服用していた商品は比較的小さな錠剤型で、すぐに飲み込まないと口の中で溶けやすかったですが、溶けても味に強い苦味もなく、わりと飲みやすかったです。
ただ、結構量飲むんですよね、それが面倒でしたね。
【参考リンク↓】
Amazon:【COCOLAB】HMB EX
※購入を推奨する意図はありません。
捕捉
寛解期は上記2つ継続服用していました。
この2つを選択した理由(生活背景)を少し掘り下げて説明しますと、
寛解期に入り、体調は安定し、社会復帰を果たしました。業務内容は小売店販売でのフロアスタッフです。
この仕事は、立ち仕事で、常に動き回ります。また、商品棚への品だしや整頓管理なので屈伸運動、踏み台を使うことで踏み台昇降運動、加えて飲料などの重たいケースを台車に乗せて運ぶなどの上半身の運動もあります。
つまり、運動負荷がそれなりにある仕事ですね。
体力作りに必須となるのは栄養だけでなく運動です。間違えていけないのは【体重=体力】でもなく、【カロリー=栄養】でもないということです。
健常者の場合で考えるとわかりやすいと思いますが、カロリーの多いケーキばかり食べていれば、当然太りますよね。
しかしその体重は果たして体力と呼べるものでしょうか?また必須栄養素は過不足なく摂れているでしょうか?
そんなわけはありません。
体脂肪も勿論体力の1つですが、肝心なのは筋肉です。
人間は筋肉と肝臓にグリコーゲンという大きな形でエネルギーを貯めています。このグリコーゲンを分割してグルコースにして効率良くエネルギーとして消費しています。
つまり、筋肉が少ないとエネルギーを蓄えにくいづらい、といわれています。
ですから、適切な食事は勿論のこと、運動による筋肉への負荷と筋肉の成長を促進する栄養素が必要となるわけです。
筋肉合成促進のために『プロテイン』を飲むことも効果的かと考えましたが、私が一番に優先しているのは体内での『効率』です。
たんぱく質を大量に摂るより、たんぱく質より分子量の小さいアミノ酸で摂取することと、ロイシンの生成効率が高いものを摂取したほうが身体に合っていると考えました。
ビルダーやアスリートになるわけではありませんし。なにより短腸ですから効率重視。
私がクラチャイダムマカとHMBを取り入れたのはこうした理由からです。
サプリメントなのでクラチャイダムやHMBに筋肉に関する働きがあるからといって、その効果が保証されているわけでは決してありませんので、服用してみた結果がどうのこうのは言えませんが。
筋肉はつきましたが、運動のおかげです。
疲労感が軽減したような気は、なんとなく感じました。
それから、腸がだいぶ短くなったので再び『マルチビタミン&マルチミネラル』を導入していましたが、数年前に短腸故のビタミンB12とビタミンDの欠乏症が現れ、骨粗鬆症にもなり、『メチコバール(ビタミンB12)』、『アルファカルシドール(ビタミンD)』、『アクトネル(骨の薬)』を処方されるようになったため、『マルチビタミン&マルチミネラル』はカットしました。重複を避け過剰症を予防するためです。
そして骨粗鬆症になりながらも、食事はしっかりとれてましたし、その他の欠乏症はみられず、体重も安定しましたし筋肉も育ってきてました。
その頃にはとっくにだいぶサボって貯まっていたクラチャイダムとHMBはカットしました。
なので現在進行形で摂取しているものは、
『野菜ジュース』のみになります。
勿論のことですが、こうした食事+運動+サプリメントで仕事をしつつ体重や筋肉増進ができたのは、寛解していたから、です。
活動期でしたらこの仕事はできていなかったでしょう。消耗が激しすぎ体重も下がり、体力をつけるどころか病態が悪化するであろうことが予想されます。
※きくらげの過去の体験から。
しかし、寛解している今、ここでしっかりと体力をつけておけば病態悪化しにくいですし、なにより悪化したときに十分に戦えるだけの備えになる。そう考えていました。
サプリメントのおかげ、ということではなく、純粋にしっかりと食事がとれるようになって、運動もできるようになった。
なら、体重が増えたり筋肉がついたりするのは自然なことですよね。
サプリメントは、そうした日常のサポートになっていたかとは思います。
まとめ
今回ご紹介したのはあくまでも過去にきくらげが実践していたサプリメントや医薬品です。
効果の保証はありませんし、個人差があることをご理解ください。
どのサプリメントが有効か?
そんなことは一切言えませんが、純粋に、【健康なからだ作り】というのが間違っているわけはなく、【健康意識】は大切です。
私たちIBDにとっては尚のこと。
過度にサプリメントに頼ることは望ましいとはいえませんし、過度に食事だけに固執するのも望ましいとはいえません。
弱ってる身体で過度に運動をすることも望ましいとはいえません。
やはり、医師や薬剤師と相談した上で、今のご自身のライフスタイルに合った健康的な日常サイクルを構築できたら、それが何よりですね。
私の体験談がなにかの参考になれば幸いです。
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