10月の映画まとめログ(2025)

きくらげ雑多ブログ
この記事は約9分で読めます。

10月の映画まとめログ(2025)

今月はアクション多めかな。懐かしいB級も多かったですね。ついでに1人秋のシャーク祭りをプチ開催🦈

※この記事ではネタバレを避け、個人視聴ログとして簡単な感想のみをまとめています。レビュー⭐評価はしていません。あくまでも個人の印象です、

一部の作品については、別館にてネタバレ込みで深掘りトークを行っています。
興味のある方は、別館「ホラー館」ラベルをご覧ください。

 

■ 喰らう家(2015・アメリカ)
監督:テッド・ゲイガン

【あらすじ(ネタバレなし)】
交通事故で息子を亡くした夫婦が、心機一転のためにニューイングランドの古い家へ引っ越してくる。
しかしその家には、過去に起きた惨劇と、住人を拒絶するかのような異様な“気配”が残されていた。
夫婦の悲しみと家の呪いが共鳴するように、超常現象は次第に激しさを増していく。

▶️感想:
わかりやすかったですね。ホラーあるあるな『?』とした感じはあまりなく、スマートに観れました。良くも悪くも普通、手堅い安定性。グロ要素も抑えめかと思います(きくらげの主観です)。怖さグロさどちらもビギナーさん向けかな。

 

■ サイコ(1960・アメリカ)
監督:アルフレッド・ヒッチコック

【あらすじ(ネタバレなし)】
大金を持ち逃げした女性が、道中で立ち寄った人里離れたモーテル。
支配的な母親と暮らす青年管理人との出会いが、思いもよらぬ方向へ物語を転がしていく。
観客の常識を意図的に裏切る構成が、サスペンス映画の概念を変えた一本。

▶️感想:
たまーに観たくなりますよね!タイトルの通り【サイコサスペンス】の金字塔。現代人にとってはとくに驚くような内容ではないかもだけど、60年代にこれって考えると本当すごい。当時の人たちは戦慄したことでしょうね。
実はきくらげは、この映画のリマスター版を劇場で観たことあります!
リマスターされるときって特別上映されたりするので、映画ニュースとか日々チェックしてると良い経験できますよ👍

 

■ 死国(1999・日本)
監督:長崎俊一

【あらすじ(ネタバレなし)】
四国の閉鎖的な土地に残る因習と、幼なじみの死。
東京から戻った青年は、過去の出来事と向き合う中で、死者の存在を身近に感じ始める。
土地に根付いた信仰と個人的な喪失が交錯する、静かな和製ホラー。

▶️感想:
これまた名作。久々に観ると役者さんの演技が記憶にあるよりお上手でなかったりしますけど😅
栗山千明さんが若い。この頃たくさん映画でてましたよね~
米良美一さんの主題歌がとにかく綺麗で、エンディングの美しさが全部もってっちゃうってくらいのインパクト✨

 

■ マタンゴ(1963・日本)
監督:本多猪四郎

【あらすじ(ネタバレなし)】
無人島に漂着した男女が、生き延びるために島の資源に頼らざるを得なくなる。
しかし島に自生する奇妙なキノコが、人々の心と身体を蝕んでいく。
怪獣映画の枠を超え、人間の欲望と崩壊を描いた異色作。

▶️感想:
きくらげ超大好きな日本の古き名作!子供の頃みたときはひたすら気持ち悪い!って思ってたんですけどね、大人になってあらためて観たときにどハマりしました✨
リマスター版が出てからはよりクリアな画質で、ブラウン管で観たときとまた違い、より良き!
作中にでてくるキノコは実は和菓子で、ほんのり甘くて美味しくて演者・スタッフさんたちがちょいちょいつまんでいたというエピソードは、結構近年になってから知りました😁

 

■ 最強殺し屋伝説国岡(2021・日本)
監督:阪元裕吾

【あらすじ(ネタバレなし)】
地味で冴えない風貌の中年男性・国岡は、実は凄腕の殺し屋。
淡々とした日常会話と、突然始まる容赦ないアクションが交互に描かれる。
低予算ながら、実戦的な格闘描写が強烈な印象を残す。

▶️感想:
殺伐とした殺し屋な感じ、と思いきや、殺し屋もまた1人の人間で、日常があり、そんなコメディ要素と本格アクションのギャップが面白いんです。『ある用務員』のヒロインの幼なじみ役の方が本作の主役を演じてます。ついでにイジメっこ役だったモブ学生も殺し屋役で出演しています。※作品そのものは『ある用務員』とはまったく関係ありませんよ。同じ演者さんが多く起用されてるって話ね。

 

■ グリーンバレット 最強殺し屋伝説国岡 合宿編(2022・日本)
監督:阪元裕吾

【あらすじ(ネタバレなし)】
殺し屋たちが集められ、訓練という名の合宿に参加することになる国岡。
和気あいあいとした空気の裏で、彼らは常に「仕事」の世界に生きている。
シリーズの裏側やキャラクター性を掘り下げたスピンオフ的作品。

▶️感想:
ボツになったタイトルは、『殺し屋全員ミスマガジン』だったかな。合宿にくる新人殺し屋たちはみんなミスマガジンの女の子たちです。
あと、やはり今回も『ある用務員』で出てきたモブ殺し屋役の方が、アシスタントカメラマン役として起用されてます。
前作よりもずっとコミカルで、クセの強すぎる女の子たちに国岡さんがめっちゃ苦労する様が面白いですね。クライマックスには勿論、本格アクションですよ👍

 

■ ジョーズ(1975・アメリカ)
監督:スティーヴン・スピルバーグ

【あらすじ(ネタバレなし)】
平和な海水浴場に現れた巨大な人喰いザメ。
町の安全と観光収入の狭間で揺れる人々の判断が、被害を拡大させていく。
姿を見せない恐怖と音楽の演出が、パニック映画の完成形を作り上げた。

▶️感想:
1人秋のシャーク祭り1本目。言わずと知れた名作。本当にこの作品は『見せない恐怖』ってのが上手かったですよね!あの迫りくる恐怖の音楽が、子供の頃は怖かったなぁ。
しかしながらですね、個人的には緊迫したシーン以外での楽しげな音楽が、なんというかディズニー作品のようで、もったいないなって思う。もっとずっと怖い感じのが好みですね。

 

■ MEG ザ・モンスターズ(2018・アメリカ)
監督:ジョン・タートルトーブ

【あらすじ(ネタバレなし)】
深海探査中に遭遇した、絶滅したはずの巨大ザメ・メガロドン。
研究チームと救助隊は、人類の想定を超えた脅威に立ち向かうことになる。
現代的なCGで描かれる、娯楽性重視のモンスターパニック。

▶️感想:
1人秋のシャーク祭り2本目。シャーク映画史上最高の興行収入だそうで、実は初見だったんですけど、めっちゃ面白かった!こういうのを待ってた!
SF的なガジェットの数々は、この手の作品では追求しないで受け入れるとして、休む間のない恐怖と危機の連続、お約束展開も含めて、エンディングも個人的には好みでした。

 

■ MEG ザ・モンスターズ2(2023・アメリカ)
監督:ベン・ウィートリー

【あらすじ(ネタバレなし)】
前作を上回る規模で、深海と陸上を舞台に巨大生物が暴れ回る。
人類の欲と科学の暴走が、さらなる混乱を招いていく。
モンスター描写を前面に押し出した、より派手な続編。

▶️感想:
1人秋のシャーク祭り3本目。続編ですね。子役の子をそのまま起用してて、うん、大きくなったねぇ!って思いました。字幕と吹き替え両方観たんですけど、日本語吹き替えが雨宮天さんで、子役にピッタリ合ってました。
前作よりもコメディ描写が多いかな。それも良し。二番煎じでなくて新しい要素も多くて、たるみませんでしたね。

 

■ メガ・シャークvsメガ・シャーク(2010・アメリカ)
監督:クリストファー・レイ

【あらすじ(ネタバレなし)】
規格外サイズの巨大ザメ同士が激突する、完全B級パニック映画。
リアリティよりも勢い重視で展開される、突き抜けた怪作。
ツッコミ前提で楽しむタイプの一本。

▶️感想:
1人秋のシャーク祭りラスト4本目。これは、うん、酷いだろうなぁと思ってて観たけど予想以上に酷かった。B級でなくC級ですね。出来の悪さも勿論だけど、純粋にお話が面白くない、つまらないという……。

 

■ 牛首村(2022・日本)
監督:清水崇

【あらすじ(ネタバレなし)】
北陸地方に伝わる「牛首」の都市伝説を巡る物語。
双子の存在と過去の出来事が絡み合い、異界の恐怖が現実を侵食していく。
土地の呪いと個人の運命を重ね合わせたJホラー。

▶️感想:
木村くんの娘、Koki主演。いやぁほんとお父さんそっくりよね~特に笑うと。演技も良かったですよ。
村シリーズ、全部観てるけどあんまりどれも良くなくて、でもこの牛首村は1番良かったですね。納得いく満足感。バランス良かったですよ、ツッコミ所もモヤっとするところも少なくて。

 

■ 見える子ちゃん(2021・日本)
監督:中村義洋

【あらすじ(ネタバレなし)】
霊がはっきり見えてしまう少女は、「見えていないふり」をして日常をやり過ごす。
恐怖と笑いが同居する独特のバランスで物語が進行する。
ホラー耐性のない人でも観やすい構成。

▶️感想:
きくらげは原作読者です。なもんで、実写化ってたいてい期待はできない。でも観る。たいていは抵評価をつけざるをえないんだけど、この作品は良かったですよ。全体的にまとまり良かった。1つの映画としては十分に⭕だと思う。
けど、『見える子ちゃん』、では、なかったかな……。

 

■ きさらぎ駅 Re(2024・日本)
監督:永江二朗
【あらすじ(ネタバレなし)】
ネット怪談として知られる「きさらぎ駅」を再構築した作品。
異界に迷い込んだ人々が、帰還の糸口を探す中で不可解な出来事に直面する。
前作を踏まえた設定が随所に盛り込まれている。

▶️感想:
待ってましたの前作の続き!!劇場で観に行けなかったので、レンタルでるまでの半年待ち遠しかった。
どう展開するのかまったく想像できてなかったので、すごく引き込まれましたね。そうキタか!と思いました。そしてなんといっても結末がすごく良かったです。これぞ現代都市伝説。この結末を観るためたけでも一見の価値ありです。

 

■ バトル・ロワイアル(2000・日本)
監督:深作欣二

【あらすじ(ネタバレなし)】
国家の制度によって、無作為に選ばれた中学生たちが殺し合いを強制される。
極限状態に置かれた若者たちの心理と選択が描かれる。
社会への強烈なメッセージ性を持つ問題作。

▶️感想:
なんとなく、懐かしくて観てみたのですけど、記憶にあるより酷かった……。あれぇ?こんなだったっけ?ってくらいには。
みんな若い!っていう今観たからこその新鮮さはありましたけどね。
あの、走り回りながら片手でサブマシンガンをぶんぶん振り回して乱射して当たりまくるっていう雑さとか、軍人とか、なんもかんもが雑に感じました。

 

■ バトル・ロワイアルII 鎮魂歌(2003・日本)
監督:深作健太

【あらすじ(ネタバレなし)】
前作の事件後、国家と若者の対立はさらに激化する。
新たなルールのもと、再び若者たちは戦場へと放り込まれる。
物語はより直接的な政治性を帯びていく。

▶️感想:
1作目観たから続編も。ちなみに、この2作目は原作にはない映画オリジナルです。
これまた、記憶にあるよりも……でした。まぁでも、こういう結末にしたのは良い判断だったのかなって思いましたね。

 

こんな具合に、今月はホラーもアクションもB級も旧作もたくさん観ました。ジャンルも年代もバラバラなバラエティ。
やっぱ古いのって何度も観たくなりますよね。
こうして新旧観ていると、近年の作品って昔の作品をたくさん踏襲してて、やっぱり名作はどれだけ経っても名作だなぁって実感しますよね。

さて、今月はこんなところで、また来月お会いしましょう。

 

今月観た映画でもう少し踏み込んだ話は別館にまとめています↓

もっと見たい方はこちら
⚠ 注意: この先はネタバレを含み、ホラー特有の流血や少しグロテスクな表現に触れています。苦手な方や18歳未満の方はご遠慮ください。ご覧になる際は自己判断でどうぞ。

カテゴリー【きくらげ雑多ブログ】はコチラ↓

きくらげ雑談ブログ

コメント

タイトルとURLをコピーしました