7月の映画まとめログ(2025)

きくらげ雑多ブログ
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7月の映画まとめログ(2025)

今月は邦画多め、王道からマイナー、B級まで幅広く観れました。どれも好みで満足感・充実感のある月でしたね~

※この記事ではネタバレを避け、個人視聴ログとして簡単な感想のみをまとめています。レビュー⭐評価はしていません。あくまでも個人の印象です。

一部の作品については、別館にてネタバレ込みで深掘りトークを行っています。

興味のある方は、別館「ホラー館」ラベルをご覧ください。

 

■ 輪廻(2005・日本)
監督:清水崇

【あらすじ(ネタバレなし)】
新人女優・杉浦渚は、ある映画のオーディションを受ける。それは過去に実際に起きたホテル大量殺人事件を題材にした作品だった。
しかし台本を読み進めるうちに、彼女の身の回りで不可解な出来事が起き始める。見覚えのない場所の記憶、知らないはずの子供の声、繰り返される夢。
やがて彼女は、事件と自分自身の関係に疑問を抱き始める――“記憶”と“再現”が重なり合う、転生系Jホラー。

▶️感想:
きくらげは当時劇場で観ました。今回観たのはそれ以来です。結構記憶の通りでした。清水崇監督の中でもかなり雰囲気寄りの作品かな。派手な怖さよりジワジワ型。アタリハズレ多い清水崇監督ですが個人的にはアタリ。
リング系の“真相解明ホラー”に近く、初見の方は終盤で「そういうことか!」ってなる、わかった瞬間が気持ちいいタイプ。
怖さより「不気味さ」と「余韻」が残る作品ですね。余談ですが小栗くんの演技がヤバいのと、香里奈懐かしいのと、松本まりかが出演してたのが新発見。

 

■ 悪夢探偵(2007・日本)
監督:塚本晋也

【あらすじ(ネタバレなし)】
自殺志願者たちが、夢の中で“0(ゼロ)”と呼ばれる存在に殺される事件が発生する。
女刑事・慶子は、他人の夢に入り込める能力を持つ青年“悪夢探偵”影沼京一に協力を依頼する。
現実と夢の境界が崩れていく中、精神世界の奥底へと潜っていく異色サイコホラー。

▶️感想:
塚本晋也監督好きなんですよね~この作品もかなりクセが強い塚本ワールド全開。怖いというより「精神的に重い」。クセが強いので好みが割れるほうで、合わない人にとってはなにがどうなってるのかわけわかんないかも。夢の映像表現と音が不安を煽るタイプで、Jホラーというよりアート寄りの不穏作品で、同じく塚本晋也監督の『ヴィタール』と系統としては近いかも。歌手のhitomiが主演!演技はお上手ではないけど十分十分。

 

■ 悪夢探偵2(2008・日本)
監督:塚本晋也

【あらすじ(ネタバレなし)】
再び起こる夢の中の殺人事件。
影沼は自分の能力と過去に向き合うことになる。夢の中に潜む“救いを求める存在”と、現実世界の孤独な人間たち。
前作よりも内面描写を強め、“恐怖の正体”へと踏み込む続編。

▶️感想:
1よりホラー色は弱く、ドラマ性が強い。完全に“心の闇”を描く作品になっていて好みは1より分かれる、実に塚本晋也監督らしい続編。
個人的には2のほうが理解しやすく、テーマもはっきりしていて好きでした。

 

■ 富江(1999・日本)
監督:及川中

【あらすじ(ネタバレなし)】
高校生の富江は、美しく不思議な魅力を持つ少女。
しかし彼女に関わった人間は、次第に精神を乱し、やがて破滅へと向かう。
殺されても何度でも蘇る存在――“富江”という呪いのような少女を描く、伊藤潤二原作ホラー。

▶️感想:
シリーズの原点。かなり静かな不気味系。いわゆる幽霊とは違う“概念ホラー”で、怪物、なのかな。この不気味で謎な生物(?)をちゃんと理解しようとするとモヤモヤするし逆に怖くなるタイプ、かな。
実をいうと、きくらげは実写版はこれしか観てないです。原作は読んでますけど実写続編は観てないです。いつか一気観しよう。キャスティングについて語りたいとこだけとそれ言っちゃいとかなりのネタバレになるからなにもいえない。この作品は雰囲気が大事だと個人的には思ってて、実写版は空気感も音楽も良いんです。

 

■ マザー(2014・日本/楳図かずお)
監督:楳図かずお

【あらすじ(ネタバレなし)】
漫画家・楳図かずお本人をモデルにした物語。
スランプに陥った彼の前に現れたのは、幼少期の記憶にまつわる“母”の存在だった。
現実と幻想、過去と現在が交錯する、楳図作品特有の不条理恐怖を映像化した異色ホラー。

▶️感想:
お母さんをモデルにしたそうですが、実のお母さん確かに面白い方だったそうですけどこんなホラーじみた方ではないそうで、完全に創作だそうです。楳図かずお先生の作品としては全体的に良い意味で形になってる作品で、監督も先生がやったからかな、変な解釈違いとはなさそう。“楳図ワールドの再現映画”という感じ。
意味不明さと芸術性が強く、やはり楳図かずお先生の作品が好きな人には刺さるタイプの作品ですね。

 

■ グレイヴ・エンカウンターズ(2011・カナダ)
監督:ザ・ヴィシャス・ブラザーズ

【あらすじ(ネタバレなし)】
心霊番組の撮影隊が、閉鎖された精神病院で一晩を過ごす企画を行う。
しかし夜が明けない、出口が消える、建物の構造が変わる――
やがて彼らは本当に“外へ出られない場所”に閉じ込められていたことに気づく。
POV形式のサバイバルホラー。

▶️感想:
モキュメンタリー系の、一応名作といえるのかな。シリーズがあるくらいなので。しかしながらきくらげはこの作品も1作目しか観ていません。これも一気観したい。
前半は、主人公らに対して「やれやれ、まったく」としか思わない、呆れるものなのですが、いざ怪奇現象がはじまってからが面白い。途中からの絶望感が強く、探索ホラーとしてかなり良かった。“逃げられない系”が好きな人にはアタリ作品と思います。

 

■ カウントダウン(2019・アメリカ)
監督:ジャスティン・デック

【あらすじ(ネタバレなし)】
余命を予測するアプリ“COUNTDOWN”。
冗談半分でインストールした女性のスマホには「残り3日」と表示される。
やがてアプリの表示どおりに人が死に始め、彼女は自分の死の運命を変えようとする現代型デジタルホラー。

▶️感想:
設定が面白くテンポも良いライトホラー。展開を予想しやすいから気楽に観れますね。怖さも控えめでエンタメ寄り。サクッと観れるタイプで娯楽作品として良かったです。終盤から結末はスッキリしてて後味悪いタイプのホラーでもないので、オススメですね。

 

■ 仄暗い水の底から(2002・日本)
監督:中田秀夫

【あらすじ(ネタバレなし)】
離婚調停中の母・淑美は、幼い娘と古い団地へ引っ越す。
しかし部屋の天井には原因不明の水漏れ、そして赤い子供用バッグが何度も現れる。
次第に“この部屋にいた誰か”の存在が浮かび上がり、母娘は逃げ場のない恐怖へと追い込まれていく。
日常空間の不安を描く、生活密着型Jホラー。

▶️感想:
こちらも当時劇場で観ましたね。派手さはないけど感情に来るタイプの名作。ドラマ重視で怖さというより切なさが残るJホラーで、終盤の展開はかなり印象的。リング系とはまったく違う“生活の怖さ”がよく出てますね。これね、良い話なんですよ!愛溢れる。そして音楽はやっぱり川井憲次!
結構古いだけに、今見るとあり得ないし信じられない社会の変化が面白かったりします。そう、製作ミスではなく時代の違いの面白さ。

 

■ ザ・ウォード/監禁病棟(2010・アメリカ)
監督:ジョン・カーペンター

【あらすじ(ネタバレなし)】
放火の罪で精神病棟へ収容された少女クリステン。
同室の少女たちは次々と姿を消し、夜になると“見えない存在”が現れる。
閉鎖空間の恐怖と心理トリックが絡み合う、クラシックスタイルの幽霊ホラー。

▶️感想:
王道ホラー構成で観やすい作品。ホラーだけどミステリー寄りかな。序盤は普通にホラーらしいホラーで展開するのですが、徐々に…終盤で種明かしタイプなのでネタバレ厳禁系。
怖さよりミステリーの考察しながらで楽しめました。
余談ですが、『ゾンビランド』で主人公が最初に接触するゾンビ役の女優さんが、今作の主役です。この作品とまったく関係ないけどね!

 

■ コンジアム(2018・韓国)
監督:チョン・ボムシク

【あらすじ(ネタバレなし)】
心霊配信の人気チャンネルが、実在する心霊スポット“昆池岩精神病院”へ潜入する生配信企画を開始。
視聴数を稼ぐための演出のはずだったが、次第に説明不能の現象が起き始める。
カメラ越しの視点で恐怖が加速する韓国モキュメンタリー・ホラー。

▶️感想:
うーん、この手の作品てどれ観ても配信者たちに対して「まったく…」って呆れちゃいますね。とくに心霊スポット系はねー、ぬ~べ~先生もいたずらに刺激するなって言ってたしね。そりゃあこういう怪奇現象も起こるよなぁって思う。で、内容はというとこの配信者たち、かなりスキルが高い。準備も良い。そんな感じで進んでいき、後半からの恐怖場面の加速がすごいですね。この差が面白いとこかも。ビギナーさんにとってはモキュメンタリーの中では結構怖い部類なんじゃないかな。“あのシーン”は有名になったのは納得。

 

■ 映画 としまえん(2019・日本)
監督:高橋浩

【あらすじ(ネタバレなし)】
大学生の早希は、かつてよく遊んだ遊園地・としまえんを久しぶりに訪れる。
そこで彼女たちは、ネットで噂される「としまえんの呪い」に関する古い洋館を見つける。
軽い気持ちで行った儀式をきっかけに、仲間たちの身に不可解な出来事が起こり始める――。
遊園地の思い出と怪談が結びつく、都市伝説型の青春ホラー。

▶️感想:
B級寄りのJホラー。なんだけど、としまえん全面協力!舞台ロケーション完璧!実際にとしまえんに纏わるいくつかの都市伝説を集めて一本のシチュエーションホラーとして仕上げた、隠れた名作です!きくらげはとしまえん行ったことなかったのですが、聖地巡礼で遊びにいきたくなりました。もうないんだけどね!雰囲気もよく、オチも、因果応報タイプで、後味もよし。

 

■ きさらぎ駅(2022・日本)
監督:永江二朗

【あらすじ(ネタバレなし)】
ネット掲示板に投稿された実在不明の駅“きさらぎ駅”。
大学生の明日香は、この都市伝説の検証のため現地へ向かう。
しかし帰れない場所へ迷い込み、異界と現実の境界が崩れていく。
ネット怪談を映画化した異世界系ホラー。

▶️感想:
昭和を代表する怪異といったらトイレの花子さんとか?平成は?といったらきくらげは『きさらぎ駅』と思ってます!これは、ネットの掲示板でリアルタイムで進行していった怪奇現象で、その後の検証でも当時書き込みをしてた被害者(はすみさん)の内容と一致する点が多く報告されており(電車のダイヤとか)、それだけに、この怪奇現象の謎は深まるばかり。そんな都市伝説を題材にしただけに色々な角度で面白かったですね。ホラー寄りというより“異界探索”寄りで、都市伝説の再現度は高く、設定を知れる・楽しめる作品でした。

 

■ 隙間女 劇場版(2014・日本)
監督:永江二朗

【あらすじ(ネタバレなし)】
“家具の隙間から現れる女”という都市怪談を取材する映像クルー。
調査を進めるうち、日常の空間に潜む存在に取り込まれていく。
低予算ながらアイデア重視の都市伝説ホラー。

▶️感想:
これまたすごい。『隙間女』という都市伝説、きくらげが子供の頃からあります。もっと前からあるのかも。知ってる人は知ってる都市伝説。
この都市伝説、ただ『隙間に女がいる・隙間に引きずりこまれて帰ってこれない』それだけの話なんです。
ところが、こちらの作品、たったこれだけの設定なのにしっかりストーリー練り上げててドラマもあって仕上げが良くて面白かったです。発想系ホラーで結構好きなタイプ。派手な怖さはないけど、不意打ち系多めかな。

 

■ ミスト(2007・アメリカ)
監督:フランク・ダラボン

【あらすじ(ネタバレなし)】
嵐の翌日、町は濃い霧に包まれる。
スーパーに閉じ込められた住民たちは、霧の中に潜む未知の存在に怯え始める。
恐怖は怪物だけでなく、人間同士の不信へと変わっていく――
スティーブン・キング原作の群像心理ホラー。

▶️感想:
うーむうむうむ、これは何度観ても良い。結構賛否両論ありますけどね。きくらげは好み。スティーブン・キングらしいんですよ。元々短編らしいので、映画一本尺にしてちょうどいい。変にサクサクとはしょらないし、中だるみもしない。そして社会の縮図と人間の心理の描き方。男女差別、人種差別、学歴差別、田舎差別、そして極限の緊張状態で露になる人間の本質。これがギュッと濃縮されてて秀逸。とくに有名なラストの破壊力が凄い。怪物より人間の怖さがメインの作品ですね。後味の残り方が強烈で良いんですよ。
余談ですが、『ウォーキング・デッド』のキャスト面々が結構出演されてます。
※2026、2月の情報追加!リブート企画の話がでてるそうです!

 

今月は少なめだったけど本当に良いタイトル選択だったな。何度も観たいと思える作品ばかり。当時劇場で観て以来の作品も、今観るとまた違って、でも悪い評価じゃなくて面白かった!って思えるから、やっぱり名作!そして日本の都市伝説は面白い!

 

本記事は鑑賞記録としての内容に限定しています。
個人的な余談や派生の話題は別サイト側に整理しています ↓

もっと見たい方はこちら
⚠ 注意: この先はネタバレを含み、ホラー特有の流血や少しグロテスクな表現に触れています。苦手な方や18歳未満の方はご遠慮ください。ご覧になる際は自己判断でどうぞ。

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