『匂い(臭い)でお腹がゴロゴロするあるある』
いきなりですが、夏は、臭い!!
汗だけじゃなくて生ゴミも臭いですよねー。で、臭い臭いで思い出したこと。
みなさん、IBDになってから匂いに敏感になった、なんてことありませんか?
私はクローン病を発症してから、嗅覚はすごく鋭敏になりました。とりわけ、お腹に刺激のある匂いには敏感ですね。
気持ち悪くなったり、お腹下しちゃったり。
「匂いでお腹に影響あんの?」
と思う方もいるかもしれません。
ですが、たとえば絶食入院中、テレビなどで料理番組を観たりすると空腹感が強くなったりしますよね。
イレウスのときはお腹がゴロゴロと動いて管からの廃液が急に増えました。
あるいは誰かからのお話で美味しそうな食の話題なんかでも、口の中にヨダレがでたりしますよね。
健常者でも、イイ匂いを嗅いだらお腹が減るものです。
思い浮かべてください。
「ウメボシが5つ、カットレモンが1つ。すっぱァーいウメボシとすっぱァーいレモン。それらを全部口の中に放りこむ。」
「すッッ・・・ぱいッ」
「口の中にはウメボシもレモンもない。なのに口の中は唾液でいっぱいだ」
想像できましたか?これはとあるマンガのセリフの引用です。正確なセリフは覚えてませんが、こんな感じだったと思います。
視覚、聴覚、嗅覚、それらから得た情報から連想されるイメージ。そのどれもが脳への刺激となり、時に食欲をそそり、時に食欲を減退させる。
食欲に関するイメージはお腹への刺激となり、お腹はご飯が入ってこれるように腸管を動かして下へ下へと送り、上腹部にスペースを作ろうと働くのです。
考えただけでお腹が空くという現象。
さて、じゃあどんなものが悪い刺激で、お腹ゴロゴロきちゃうかなー、というお話ですが、個人差アリアリなので私の場合ですと、
活動期でも寛解期でも食事の匂いは案外平気なのですが、コーヒーの匂いだけが気持ち悪くなりました。
先生のタバコの匂いは平気なのに。
他にも、ハーブの香り。やたら強烈な匂いするハーブティーとかありますよね、あーゆーのはお腹ゴロゴロきます。
あと、合成的な強烈な匂いのする化粧品の類いも気持ち悪くなりますね。
自分が使うものは自分で調整できますが、他人のものにはとやかく言えないから、お外で見知らぬ誰かの匂いでお腹ゴロゴロはしばしばあり、これが電車だったりすると厄介です……
あとこれは健常者でもしばしばあるようですが、『本の匂い』。
書店や図書館などの本が密集している場所で、特定の人が便意を催す現象のことを、俗に『青木まりこ現象』というらしいです。
どちらさん?って思いますよね。
これは、1985年に「本の雑誌」という雑誌の読者投稿欄に、ある女性が「本屋に行くと必ず便意を催す」という内容の手紙を投稿したことがきっかけで、この現象が注目されるようになったそうです。この女性の名前が「青木まりこ」さんだったことから、この現象は「青木まりこ現象」と呼ばれるようになりました。
※GoogleAIによる要約
原因は、医学的に完全に解明されているわけではありませんが、いくつかの説があります。
本のインクや紙に含まれる化学物質が、脳に作用して便意を引き起こすという説があります。特に、可塑剤という化学物質が、便意を促す効果があるという研究結果もあります。
・プレッシャー
トイレがない、または少ない本屋さんで、「トイレに行きたくなったらどうしよう」というプレッシャーを感じることが、便意につながるという説もあります。
・条件反射
過去に本屋さんでトイレに行った経験が、条件反射となって、本屋さんに行くと便意を催すようになるという説もあります。
・リラックス効果
本を探すこと自体がリラックス効果をもたらし、結果的に便意を誘発するという説もあります。
寛解してても変わらず匂いでお腹ゴロゴロくるから、敏感になってるんでしょうねぇ。
みなさんも、こんな経験ありませんか?
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