さて、いよいよ実践編です。私の場合のやり方を例にして説明させていただきます。まずは食事制限から。
検査前は3日前から食事制限
①検査前の制限食ですが、検査前日からではありません。検査3日以上前からスタートします。
長年に渡り内視鏡も20回近くはやっていますが、初回以外は毎回こうしてます。
というのも、宿便をすべて出すというのは本当に大変なことなのです。
排便回数は10回を超え、人によっては綺麗になるまで20回収以上はということもあります。
また、私たちのようにデフォルトで便が緩めなIBDと違い、普通の人の場合ウンチはかなり硬いのです。ですから前日から飲む下剤でも一回も出ない方も少なくありません。
ですので、前日からの備えでは不十分と私は考えております。
当日に身体にダメージを与えず楽にスピーディーに事を済ませるために、3日前からの制限を実践しております。
具体的な食制限内容ですが、3日前の時点で具は卵だけのめちゃくちゃぐだぐだに煮込んだうどん1食。クリームパン1つ。だいたいは1日の食事はこれで全部です。
勿論、これだけでは栄養は足りません。不足分は経腸栄養剤で補います。(経腸栄養剤についてはまた説明が長くなりますので、詳細は別途お話します)
経腸栄養剤がない一般の方の場合ですと、似通ったものとして市販品の高カロリー栄養食でしたら『メイバランス』や『アイソカル』が望ましいです。たいてい1cc=1kcalです。1本200mlなので4本で800kcalですね。1本あたりもっと高カロリーの商品もあります。
1日の摂取カロリーの半分くらいを目安に摂取しておきましょう。
検査2日前
やはり、卵オンリーぐだぐた煮込みうどん1食。他は経腸栄養剤です。もう固形物はうどんのみ。経腸栄養剤を6本飲みます。
微量元素はサプリメントの『マルチビタミン&ミネラル』で補います。
経腸栄養剤を飲んでるのでサプリメントは用量MAXではなく半分量にしておきます。過剰症予防ですね。
そして水分をより多く摂取します。
検査前日
になりますと、もはや経腸栄養剤すら飲みません。エネルギーゼリーのみです。
経腸栄養剤は少しですが消化後にお腹にカス(便)が残りますので、前日になったらもう制限します。
エネルギーゼリーは、ウィダーインゼリーの類似品ですと1本160kcalで80円くらいでドラッグストアで買えるので、常にストックしています。前日は多少の栄養不足を覚悟してエネルギーゼリー8本。基礎代謝ギリギリかなってくらいです。微量元素は同じくサプリメントのマルチビタミン&ミネラルで補います。
そしてさらにいっそう水分を多くとります。
前日は下剤を服用しますので、通じをよくするためと本番での脱水予防のためにも水分をしっかりとっておきます。
ここまで徹底しますと、前日の夜の内服薬の下剤の時点ですでに形のある便はなくなり、ほとんど泥状便です。
当日朝の内服薬の下剤でほぼ水様便です。
「3日前から制限なんて我慢できない!!」
という方も勿論いらっしゃると思いますし、私のやり方が絶対的に正しいなんてことも勿論ありません。
ただ、このようにすると『当日が本っっっ当に楽ですよ』というお話ですね。
次回『大腸内視鏡検査・実践編-②腸管洗浄剤の飲み方のコツ』に続きます。
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