6月の映画まとめログ(2026)
今月は結構少なめ。あんまり時間なかったです。でも、今回はホラーばかりでなく青春モノもあります!きくらげにしては大変珍しい✨
※この記事ではネタバレを避け、個人視聴ログとして簡単な感想のみをまとめています。レビュー⭐評価はしていません。あくまでも個人の印象です。
※一部の作品については、別館にてネタバレ込みで深掘りトークを行っています。
興味のある方は、別館「ホラー館」ラベルをご覧ください。
■ ローラーガールズ・ダイアリー(2009・アメリカ)
監督:ドリュー・バリモア
【あらすじ(ネタバレなし)】
内気な少女ブリスは、母の期待する“お嬢様路線”に違和感を抱いていた。そんな彼女が出会ったのは、過激で自由な女性たちが戦うローラーダービーの世界。転び、ぶつかり、傷つきながらも、自分の居場所を見つけていく青春物語。スポ根でありながら、自立とアイデンティティの物語としても胸に刺さる一作。
▶️感想:
きくらげが円盤レンタルが好きな理由の1つ、当時の新作映画の情報が含まれてるってとこ。この作品もそれで知りました。初見。
まず一言で、とても面白かった!物語に余計な複雑さはなく、純粋なスポ根×青春モノ。女の子たちがハードな競技に挑む姿はカッコいいし、まったく知らない競技なのでそこも見応えありました。予告編で仲間入りが難しそうな、意地悪されてるような、そんな描写がありましたが、これは良い意味で裏切られてむしろ「あっ、このシーンそういうことだったのか!」っていう嬉しい部分で、予告からして上手かったですね。かなりオススメ!
余談ですが主役の女優さんは、後々にトランスジェンダーであることをカミングアウトし、現在は男性として俳優活動をしております。
■ この動画は再生できません THE MOVIE(2023・日本)
監督:山口洋輝
【あらすじ(ネタバレなし)】
心霊映像を検証する動画制作チームが、ある“曰くつき映像”に関わったことから不可解な出来事に巻き込まれていく。
フェイクドキュメンタリー形式を取りつつ、ネット文化と怪異の境界を曖昧にする構成が特徴。
配信時代ならではの恐怖のあり方を提示する現代型ホラー。ドラマ版1シーズン2シーズンに続く劇場版。
▶️感想:
きくらげはドラマ版から好みでずっと観てます。”いわく”のある動画を主役の二人が観て、考察・分析してみると、それは怪奇現象などではなく現実の理論で証明できる事件だった、というのが毎回のパターン。ホラーではじまりサスペンスに着地する、そういう作品です。シリアスさとコミカルさのバランスもよく、全体通してテンポがよくて中だるみしません。とくに推理シーンは「すごい!」「あっ!そこか!」などなど視聴者も一緒に楽しめます。クライマックスの展開は、ドラマ版とは異なり、新鮮で、結末も予想できずすごく楽しかったです。
■ ジェサベル(2014・アメリカ)
監督:ケヴィン・グルタート
【あらすじ(ネタバレなし)】
事故で車椅子生活を余儀なくされた女性ジェサベルは、亡き母の遺したビデオメッセージを見つける。しかしそこに映っていたのは、祝福ではなく“警告”。南部ゴシックの湿度ある空気感の中、過去と呪いが絡み合う。
閉鎖空間と血縁の闇がじわじわ迫るスローバーン型ホラー。
▶️感想:
うん、これは、可哀想だったなぁ。怖さはそんなになく、謎解き感の強いホラー作品。車椅子が逃げ場のない状況をより強めてて良かった。少しずつ明らかになっていくビデオレターもネタとして日本っぽさもあって面白い。結末も推察しながら観れて答え合わせになってるので楽しめる。んで、可哀想……。でもオチも後味も王道なので、悪い意味ではないです。こういう作品あるある。
■ 人狼 JIN-ROH(1999・日本)
監督:沖浦啓之
【あらすじ(ネタバレなし)】
架空の戦後日本。治安維持部隊に属する青年・伏は、任務中に少女の自爆事件を目撃する。
その出来事を境に、国家・組織・思想の狭間で揺れ動く。
重厚な政治背景と静かな心理描写が特徴のダークアニメーション。
寓話「赤ずきん」を下敷きにした、救いのない愛の物語。
▶️感想:
押井守監督の実写映画【紅い眼鏡】を原作としたスピンオフのアニメですね。プレスコで声を吹き込んでてグラフィックと噛み合っててとても良い。音楽も川井憲次ではありませんが、すごく合ってます。社会問題の裏にある工作・工作・工作。なにが起きているのか、読みにくいのでどうなるのかわからない面白さもあると思います。わかるファンはすぐわかるけど。ただ、陰鬱とした空気感と独特のアニメーションなので、好みは割れるかもしれません。【紅い眼鏡】や【ケルベロス地獄の番犬】を知らないまったくの初見さんには入りにくい作品でもあります、が、業界での評価がとても高かったアニメ作品なので一見の価値あり。
■ ゾンビランド(2009・アメリカ)
監督:ルーベン・フライシャー
【あらすじ(ネタバレなし)】
ゾンビが蔓延するアメリカで、生き残るための“ルール”を徹底する青年と個性的な仲間たちのサバイバル。
ホラーでありながらコメディ色が強く、テンポの良い展開が魅力。
恐怖よりもキャラクター同士の掛け合いが楽しい痛快エンタメ。
▶️感想:
とにかく面白い!!ゾンビ×コメディ×パロディですが、まずグロ描写は優しめ。基本的に人間が喰われるシーンは極端に少なく、逆にゾンビを面白おかしくやっつけるシーンが多く、そこだけちょいグロくらいです。ストーリー性がちゃんとあって一本軸なのに脇軸がコントみたいで、それも「これ日本人が作ったの?」って感じるほど、笑いのセンスが相性良いです。終始笑い、オチも良い!そしてなんとビル・マーレイもビル・マーレイ本人役で出演、ここもまたパロディもたくさんあって面白い!
■ ゾンビランド:ダブルタップ(2019・アメリカ)
監督:ルーベン・フライシャー
【あらすじ(ネタバレなし)】
前作から10年後。変異種ゾンビが登場し、より危険な世界へ。
変わらないのは、皮肉とユーモアと家族のような絆。
シリーズものとしては珍しく、安定した軽快さを保つ続編。
▶️感想:
まさかまさかの10年経過してからの続編!この続編は劇場で観ました♪前作からほんと変わらない調子でコントみたいに進みます。なにがビックリって、10年経ってるのに役者さんたちの容姿が全然変わってないの。子役だった子が成長したくらいしか変化感じない。新キャラも続々登場、でも笑いの方向性は変わらず、むしろもっとネタがたくさん。今回はエルヴィス・プレスリーネタが良い。ビル・マーレイもラストにゲスト出演!
3作目の続編あったら絶対観たいシリーズですね~。
■ フォロー・ミー(2020・アメリカ)
監督:ウィル・ワーニック
【あらすじ(ネタバレなし)】
主人公含むユーチューバーたちが、主人公のためにフォロワー数を伸ばす過激な“脱出ゲーム”企画を立ち上げ挑戦する。しかしそれは演出ではなく、本物のデスゲームだった。脱出の果てに待ち受ける結末とは…!
SNS承認欲求を軸にした、現代的サスペンススリラー。
▶️感想:
「あー、そういうデス・ゲーム」ね、ってくらい今となっては王道な脱出スリラー。SAWとかを踏襲してる感じ、でもSAWほど過激すぎない、ビギナーさんにとっても見やすいバランス良い仕上がりです。予告編でもわかる範囲なので言いますが、仲間が次々死んでいきます。そしてクライマックスからの結末は・・・。一口に、酷い!酷いっていうのは作品が、でなく、劇中の話。誰もが酷い!って思うとはず。きっとそれが監督の狙いかな。なんというか、反面教師になる作品ですね、「何事も◯◯」って感じ。かなり面白かったです。
■ コープス・パーティー(2015/実写・日本)
監督:山田雅史
【あらすじ(ネタバレなし)】
高校の文化祭後、軽い気持ちで行った“おまじない”。それは、過去に凄惨な事件が起きた異界の小学校へと繋がってしまう儀式だった。
気がつけば仲間たちはバラバラに分断され、出口のない校舎をさまようことになる。
閉鎖空間・分断・理不尽な死という原作ゲームの要素を踏襲しつつ、
若者ホラー特有の緊張感と残酷描写を前面に出した作品。B級テイストながら、学園ホラーの王道構造。
▶️感想:
ゲーム原作、OVA版とほぼ同じようなストーリー展開。かなり忠実と思いましたよ。グロ描写がとくに良かったです。ビギナーさん向けではないグロさですね。でもそのグロさがこの作品の持ち味なので評価できるポイント。キャストの演技の低さは目立ちますが、でも目をつぶれる範囲。CG・VFXはちょっとチープかな。でもB級としては全体的に上出来。乃木坂46の生駒里奈さんが主役なんですけど、この方、これ以降結構ホラー作品でてますよね。
■ デスフォレスト 恐怖の森(2014・日本)
監督:一見正隆
【あらすじ(ネタバレなし)】
ネット発のホラーゲームを実写化。
肝試しの延長のような軽いノリで森に足を踏み入れた若者たち。
しかしそこは、都市伝説として語られてきた“あの存在”が棲む場所だった。森の中で次々と仲間が消え、現れるのは不気味な巨大な顔。
理屈や説明よりも「視覚的ショック」に重きを置いた構成で、ネット発ホラーらしい突発的で理不尽な恐怖を演出する。ストーリー重視というより、“遭遇型ホラー”としての体験に近い一作。
▶️感想:
この実写版、シリーズ結構あるんですが、きくらげはなにげに1作目しか観てません。出来が悪いってわけではないのですが、ちょこっと機会がなくて。観るなら一気に観たいですね。原作ゲーム知らないのでなんともいえませんが、バケモノのデザインが個人的にはちょっと気になるかな。でも全体的にストーリー展開も複雑さもなくてわかりやすくて入りやすいです。結末も悪くない、低コストB級としては全然OK。
■ 映画版 変な家 怖い間取り(2024・日本)
監督:石川淳一
【あらすじ(ネタバレなし)】
ある一軒家の間取り図を見たことから始まる違和感。不自然な壁、意味のない空間、不可解な動線。建築ミステリーとして進んでいく物語は、やがて「この家は何のために設計されたのか?」という問いへと変わっていく。“構造そのものが伏線”という珍しいタイプのホラー×サスペンス。考察型エンタメとして話題になった一作。
▶️感想:
きくらげは情報に疎いので、この元ネタになってる動画配信を知らなかったんですよね。なので映画版のみでしか判断できませんが、ツッコミところは多少あるものの、全体通して良く出来てたと思います。都市伝説?因習?呪い?どのパターン?一体どこに着地するのか、中盤まで読めなくて楽しかったです。結末としても王道で後味も悪くなかったです。続編とかあってもいいかも。
■ エミリー・ローズ(2005・アメリカ)
監督:スコット・デリクソン
【あらすじ(ネタバレなし)】
実話を題材にした悪魔憑き事件を法廷で争うという異色構成。
女子大学生エミリーは、奇妙な症状に苦しみ始める。医療では説明できない現象が続き、やがて悪魔憑きと判断される。しかし彼女の死後、神父は「過失致死」で起訴される。
物語は法廷と回想を交互に描きながら、信仰と科学、超常現象と精神疾患の境界を問い続ける。派手な恐怖よりも、“これは本当に悪魔だったのか?”という思考を揺さぶるタイプの心理的ホラー。
▶️感想:
実話を題材にした傑作ですね!法廷シーンを主軸に、法廷での主張と回想という形で事件当時の様子が明らかになっていきます。ホラー要素よりも法廷劇のほうが強いのですが、それで良かったと思う。なにがすごい事件かって、まさに法廷で”あること”が認められた、という異例なケースだから。そして故エミリー・ローズさん、きくらげはキリスト教徒じゃないけど、偉大な方だったなぁと感じました。感動しました。映画としても名作!!
■ 悪魔の棲む家(2005・アメリカ)
監督:アンドリュー・ダグラス
【あらすじ(ネタバレなし)】
夢のマイホームに引っ越してきた一家。
だがその家は、過去に一家惨殺事件が起きた“曰く付き物件”だった。
徐々に変わっていく父親の言動、不可解な現象、子どもたちの恐怖。
家という本来安心すべき空間が、じわじわと侵食されていく。
派手な演出よりも、「家庭の崩壊」と「見えない影響」が怖さの本質。
実話ベースという触れ込みも相まって、心理的な余韻が残る一作。
▶️感想:
この作品、1974年に実際に起きた殺人事件を、79年にホラー映画にした作品、の2005年版リメイクです。きくらげはこの2005年版しか観たことありませんが、面白いんだけど中身を忘れちゃう……尺は短めでとにかくテンポが良くて飽きさせることなく進行、悪魔系ホラーではありますが【シャイニング】っぽいサイコにも見える演出。全体的にバランス良く出来てるんですけどね~尺短めでワーキャードタバタで一気に結末だから忘れやすいのかな。でも面白いんですよ。悪いってわけじゃないんです。
6月は
ゾンビコミカル、心霊系、悪魔系、社会派、現代配信系、まさかの青春まで、少なめの中でもジャンル振れ幅が大きい月でした。こういう月のほうが、意外と記憶に残る作品が多い気がします。
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