SNSでよく見聞きする質問①「クローン病ってなに食べたらいいの?」

きくらげの食事メソッド
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SNSでよく見聞きする質問

たくさん聞きたいこと、知りたいこもがあるのはわかります。SNSを使って情報収集するのも勿論のこと自由です。

ですがもう少し使い方は考えたほうが望ましいと個人的には思っています。また、誤情報にも注意が必要です。

 

「クローン病ってなに食べたらいいの?」

このような質問をよく見かけますよね。厳しいようですが返答のはじめの一言としてはこれに尽きます。
「ケースバイケースですからなんともいえません」
と。

というより以前にですね、クローン病あるいは潰瘍性大腸炎と診断された場合、病院からある程度の目安となる冊子などもらってるはずなんですよね。
基本的な食事の形態とか、柔らかくて消化に良い食品とか、控えるべき食品とか。
それらを踏まえた上で、
「こーゆーのはどうですか?」
「あーゆーのは食べたらどうなりますか?」
といった質問にはお答しやすいですが、
漠然と、ただ
「なに食べたらいいですか?」
って、あまりにもテーマが大きすぎるんです。ましてや個人差も極めて大きい。
食事についてはデリケートで細かく複雑で、SNSの短文で一言で答えられるようなものではありません。
食事制限と望ましい食品については、カテゴリー『内科治療』の、

栄養療法-①食事制限

栄養療法②望ましい栄養素と食品

にてお話していますので、参考になさってください。

 

「◯◯なら食べても大丈夫?」

これもまたよく見聞きしますね。ピンポイントでの質問ですから答えやすいほうではありますが、それでも一言でYes、Noは言えないです。
「◯◯なら食べてもイイ」
ハッキリ断言、断定的な言葉を返すのもとても難しいんです。
しつこいようですが個人差も大きいですし試してみないとわからないことが多いので、「◯◯ならOK」と断言して言ってもし相手がそれ試して悪化してしまったりしたら責任もとれません。

たとえば
「お腹が痛いんですけどラーメン食べても大丈夫ですか?」
って、
「大丈夫ですよ!」
って答えるヒトはまぁいませんよね。
でももし、
「お腹痛いんですけどラーメンはやっぱ良くないですかね?」
だったら、
「そうですね、止めておいたほうが良いと思います。食べられないの辛いと思いますけど辛抱頑張ってください」
みたいな返しがあるかと思います。

この2つ、質問が似てて非なるということがわかりますかね?
前者は、まるっと投げてます。良いか悪いかの二者択一で肯定してほしいことが見てとれる。答えづらいですね。
後者は確認のための質問です。ダメであろうことはわかっているけど他人にも聞いて確かめてみたい。答えやすいですね。

 

質問するとき

質問するとき、もう少し何について質問したいのか、考えて質問すべきことだと私は思っています。

なにも、教えたくないわけでも無視したいわけでも、出し渋りしているわけでもありません。

純粋に、質問に対して一行程度の短文で答えられないだけなんです。

第一に病院で医師に教わる、第二に病院栄養士による栄養相談、第三に自分で調べる、第四に他人の様々なパターンを参考に聞く。
これくらいの要領で1つずつ知識を増やしていかないと。

一昔前、Y●hoo知恵袋で同じように
「なに食べたらいいんですか?」
という漠然とした質問を見かけたのですが、返答をしているユーザーの方々の語気の強さには見てて少し恐怖を覚えました。
「まず自分で調べろ」
「医師に聞け」
「好きにすればいい」
「あなたがどんな状態かわからないので何もお答えできません」
「知らないです」
etc
Xのようなコミュニケーションツールでなく、質疑応答ツールでこの風当たりですからね。

とくに「知らないです」って、いや、だったら書き込みするなよ、ここ質疑応答の場なんだから知ってるヒトだけ答えるのよ、って思いますよね……。

今の時代、スマホ1つでいくらでも情報収集できます。SNSよりもまず先に【IBDプラス】など専門でわかりやすいサイトがありますので、そうしたところで調べてみて、もっと生の声がいきたいという場合にSNSを利用するのが望ましいと思います。
いずれにしても質問の内容はもう少し考えませんとね。

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多くの方の場合、自分の気持ちや考えを肯定する言葉が欲しいのかと思います。本当は自分でもあれは望ましくない、これは止めておくべき、ってわかっているけど、でも諦めきれない。
食べたいから、食べても平気なヒトがいるかも?いたらワンチャンあるかも?不安も薄くなる。そういう気持ちなのかなと思います(想像ですけど)
残念ながらそう甘い疾患ではありません。

健常者でさえ、お腹が痛くなったり下痢したり、時には下血することもあるくらいです。
私たちIBDなら健常者以上にお腹が弱く健常者以上に気をつけなければなりません。
そのことをお忘れなく。

そして、冒頭で一言添えましたが、SNSは色々なヒトが利用していて、かつ医療行為の場ではありません。質問に答えてくれるヒトたちの多くは先輩患者であっても素人です。

そのため、誤った情報を得てしまう可能性も少なくありません。

SNSの声はあくまでも参考、その上でやはり医師や栄養士に確認をすることが望ましいでしょう。

 

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