ストーマで食事の変化を観察してみた体験談
私は一時的小腸型人工肛門(イレオストミー)だった時期があるのですが、その時は経管栄養でほとんど栄養は賄っていて食事は消化にイイ軽いものならOKでした😄
ストーマより上(口側)は狭窄もなくなんにも問題がありませんでしたので、試してみたいですよね!!小腸の終わり大腸に移る直前での食べた物の姿かたちはどんなか??
狭窄があったら試せませんが、ストーマでしたら詰まったらパウチ交換すればいいだけなので、実際に目で見て確認できるこのチャンス、やらない手はない!!と思い色々試してみました。
「なんで排泄物見たいの??バカなの??」
「そんなん見たくない、教えてもらった情報だけで十分だよ」
って思うかもしれませんが、とても大切なことで、咀嚼による影響、消化による影響、そしてなにより、推奨されてる食品は本当に消化に良いのか?避けたほうが望ましいとされている食品はなんでそんなにもダメなのか?
実際にこの目で物体を見ることで理解が深まりますし、検証を重ねれば考察もできるようになります。
なにより実体験ですからね、誰かに教えるときの説得力も大きいです。
そんなわけで記憶に残ってるいくつかを例に挙げてみたいと思います💡
※ちょっと汚いお話ですので、不快に思われる方はお戻りくださいませ🙇
・ご飯
ご飯粒は咀嚼の影響がわかりやすかったですね。咀嚼で砕かれた米粒が、半透明な状態で確認できました。
咀嚼をたくさんしまくったば場合と、早食いをした場合とで、形状が驚くほど違いました。
破砕されても形を保ってる部分が難消化性の繊維なんでしょうね。結構、ハッキリと米粒なので、米は消化吸収に時間かかるというのは本当だと実感しますね。なのでやっぱり体調悪いときは軟飯か粥ですね。
・麺類
ガツガツ!と普通に食べたものは、水分が吸収されて茹でる前の乾物そうめんのように細くなっているものの、長さがそれなりです。咀嚼で切断しとかないと良くないですね。でもパウチの通過は問題なし。
そして咀嚼しっっっかりしまくった状態ですと、そうめんを小口切りにでもしたみたいな、細くて細かい面でしたね。これなら全然平気。
・ほうれん草のジクの部分とか葉もの
これも咀嚼次第でかなり変わりましたね。ガツガツ!と普通に食べた状態だと、かなーりそのまんまの状態です。これは狭窄あったらアウトだな!ってくらい。でも柔らかいのでパウチの出口のとこでぐっと圧力かけたらポンッ!と出てきました。腸管の運動だけで狭窄を突破できるかはわかりませんが。
そして咀嚼しっっっかりしまくった状態では、色素が結構薄くなってて、ケバケバした感じでしたね。ほんと硬い難消化性繊維だけって感じ。普通に食べた状態よりはずっとマシだけど、やっぱり狭窄相手にはちょっと警戒がいる感じでしたね。
・ナス、じゃがいも(芋類)
ナスは皮を剥けば良い、と言われていますが、実際のところ皮をさとかそんなんあんま関係ない。柔らかいけれども結構そのまんまです。皮を剥いても。これはあんな良くないなぁって感じましたね。
そして芋類。これらも良いとされてますが、うーん、咀嚼の影響はしっかり受けてるとうに感じます。磨り潰したものは元がなにであったかわからないくらい。ただ、すべてをまんべんなく咀嚼で磨り潰せるわけではないですからね。歯から逃げた欠片たちは割りとそのまんまでてきます。
後々わかってきたのですが、芋類食べるとお腹苦しいです。やっぱ消化負担かかってるように感じますね。
※個人の体感です。
狭窄ある方は注意したほうがいいかも。すごく小さくカットして、舌と上顎で潰せるほどに柔らかく煮るのが望ましいと思いました。
・こんにゃく、椎茸
わかってはいたけど完全にそのまんま!!咀嚼以外の影響をなんも受けてないとしか思えないビジュアル!!
しっっっかり噛んで小さくしても、これだけそのまんまのものが一度に通過するには無理があるって感じです。まさしくフードブロッケージ。
パウチの口をちょいちょいちょいって爪楊枝で引っ掻きだしてやらないと通過しませんでした。危険度MAXですね。
・いくら
これはビックリ。いくらは姿形はそのままですが、サイズがとびっこよりやや大きいくらいまで小さくなってました!
水分が吸収されて小さくなった感じ。咀嚼で潰れたものは皮膜っぽいところだけがありましたね。形を保ってるのは皮膜のたんぱく質ですかね。
パッと思い出せる印象的なのはこんなところですが、とにかく咀嚼!!咀嚼の重要性を心底実感しましたねー⤴️
ストーマ経験のあるみなさんは試してみたりはしませんでしたか?
自己責任ですが面白いですよ~☺️
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