やわらかい、消化に良い食品って?

きくらげの食事メソッド
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『やわらかい、消化に良い食品って?』

SNSでよく見かけるお料理の写真。おかずはとても気を付けていて低脂肪になっていたりするのですが、やはり主食の硬さと残渣の多さには結構見ていて気になったりしています。
やわらかいものって、どんなものが目安?今回そんなお話をしたいと思います。

 

やわらかいものって?

これも内科治療の

栄養療法①食事制限

栄養療法②望ましい栄養素と食品

にてお話しましたが、代表的なのはやはりお粥ですとかうどんになります。
ここで注意なのが、『硬さもまた個人個人で物差しが違う』という点です。
たとえば普段、炊飯器の設定で『かたさ普通』あるいは『かたさ硬め』で炊いて食べていたヒトにとっては、設定『かたさ やわらかめ』は十分やわらかく感じるでしょう。
しかし、病態栄養食(病気の人の食事)で言うところの『やわらかい』とはそういった個人の差がある主観的で感覚的なものではありません。
絶対的にやわらかいもののことを医療ではやわらかいものと言っています。 ここの違いは勘違いしやすいので注意です。

 

やわらかいものの目安

病院栄養士をしていた頃、当時はまだ新しい専門家だった言語聴覚士さんと勉強会をしたり一緒に仕事することが多かったです。療養型病棟(病院内の老人ホームみたいなもの)が私の担当でしたしね。
そのときの言語聴覚士さんの言葉を借りると、やわらかいものとは、
『舌と上顎で潰せる硬さ』
です。
つまり、歯がなくても口の中でぼろぼろと崩れる、咀嚼の必要性がないほど。ここに主観はありませんよね。個人の差異もありません。
ここまでやわらかくしてあれば、お腹にも当然やさしいものです。

よく、『口の中で13回噛むこと』なんて耳にしたことはあるかと思いますが、この際回数は絶対に13回とか覚えなくていいです。
10回以上めっちゃたくさん噛むってことだけ覚えていれば良いです。
試してみてください、意外と噛まずに飲み込んでいるものなんですよ。

 

咀嚼の持つ力、その程度は

これまた言語聴覚士さんとの勉強会で実際に行った実験検証なのですが、二人一組になって試してみていただきたいです。
咀嚼はどうやって行われているのか。

まず、二人向かい合って座り、お煎餅を一口大に割って口に入れます。
そしてちょーっと難しいくてよだれが垂れてきますけど、できる限り口を開けたまま咀嚼して相手に口の中が見えるようにして食べてください。タオルとか顎にあてて。
そうすると舌が横向きの八の字(∞のように)に動いて奥歯の上へ奥歯の上へと食物を乗せようも舌が動いていることが見てわかるかと思います。
食物を噛むとき、舌は自然と奥歯の上に乗せてくれて、咀嚼しやすくしてくれています。
ですから噛めば噛むほど食物は小さく細かく破壊され、消化しやすい状態になります。
たくさん咀嚼することはとても重要!!

しかし、今度はお煎餅ではなく、茹でたほうれん草、こんにゃく・どんこ椎茸などで同じように試してみましょう。
舌の動きは変わらないので口を閉じてよく噛んでください。10回以上噛んだところで飲み込まずにバットなどにペッして吐き出してください。
すると、10回以上噛んでいても、かなり原形が残っていることがわかるかと思います。
筋っぽいところは磨り潰せていないし、こんにゃくなどはまだまだゴロゴロとしています。
これでは消化しにくいだろうことは形状からも見てとれるはずです。
そう、フードブロッケージになるような食物は、咀嚼さえも十分に成せないのです。

こうした実験からも、『やわらかいもの』を『よく噛んで食べること』が、=『お腹にやさしい食事』であり、クローン病にとって望ましい食事だということがわかるかと思います。
食品の選択としっかり咀嚼する、ですね。

 

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